前回、初心者の優待株の選定方法といて、成果を出し続けている投資家の真似をして、銘柄を選ぶことについて、まとめました。
もう少し具体的に、成果を出し続けている投資家の保有銘柄をどうやって、真似して、さらに選別するかについて、説明します。
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対象のポートフォリオのターゲットを決める
前回の記事で、4名の投資家のサイトを紹介しましたが、かぶ1000さんのサイトを今回は対象にします。
その理由は、かぶ1000さんのポートフォリオの内容がもっとも明確に開示されているためです。
また、かぶ1000さんが対象にされている資産バリュー株は下がりにくいためです。
2019年8月9日時点のかぶ1000さんの銘柄は、下記の通りです。
・2221 岩塚製菓
・2780 コメ兵
・3504 丸八HD
・3537 昭栄薬品
・4249 森六HD
・4365 松本油脂製薬
・5444 大和工業
・6396 宇野澤組鐵工所
・7932 ニッピ
・8058 三菱商事
・8233 高島屋
・8337 千葉興業銀行株
・8591 オリックス
・8841 テーオーシー株
・9022 東海旅客鉄道
・9734 精養軒
・9852 CBグループM
対象の銘柄を優待株に絞る
私の場合は、優待株投資が基本のため、まずは優待株だけを選別します。
優待株は下記の通りです。
・2221 岩塚製菓 3900円
・7932 ニッピ 3375円
・8233 高島屋 1232円
・8337 千葉興業銀行 282円
・8591 オリックス 1498円
・8841 テーオーシー 731円
・9022 東海旅客鉄道 21220円
各銘柄に買う価値があるのかを考える
・2221 岩塚製菓 3900円
台湾の上場会社(旺旺集団)に米菓の技術援助と出資をしており、毎年多額の配当金があり、旺旺集団の保有株式の時価がかなりの額であり、割安です。
優待は年二回ありますが、100株保有で1000円相当の商品と、優待利回りは高くありません。
・7932 ニッピ 3375円
都市部にかなりの土地を保有しており、資産バリュー株として、割安です。
優待は、粉末状のコラーゲン三袋です。
・8233 高島屋 1232円
百貨店として、都市部にかなりの土地を保有しており、百貨店内のテナントから多額の賃料を得ており、資産バリュー株として、割安です。
株主優待カードがあれば、高島屋での買い物が10%割引になるので、高島屋で買い物される方にはとてもお得な優待です。
・8337 千葉興業銀行 282円
地方銀行単体としての経営は苦しいと思いますが、みずほ銀行が筆頭株主であり、TOB、または、吸収合併の可能性がある。
優待は、ほぼ無価値です。
・8591 オリックス 1498円
オリックスは、割安かつ継続的な成長な見込め、優待もとても魅力的です。
・8841 テーオーシー 731円
都市部にかなりの不動産を保有しており、資産バリュー株として、割安です。
優待は、浅草ROX「まつり湯」の招待券も選択でき、オークションでの取引価格も高く、魅力的です。
但し、優待取得には500株以上の保有が必要です。
・9022 東海旅客鉄道 21220円
東京・大阪間の新幹線の営業利益率が40%と、独占的に儲けすぎています。
携帯電話会社よりも、JR東海の方が、儲けすぎている気がします。
リニアモーターカーの完成後も継続して莫大な利益を上げられそうです。
優待は、乗車割引券ですが、株価が高いため、優待利回りは低めです。
優待株の優先順位を決める
投資できる資金は有限のため、優先順位を決める必要があります。
先に検討した結果と必要な資金を総合的に考えると、私であれば、下記の優先順位にします。
- 8591 オリックス 1498円
- 8841 テーオーシー 731円
- 8233 高島屋 1232円
- 7932 ニッピ 3375円
- 2221 岩塚製菓 3900円
- 8337 千葉興業銀行 282円
- 9022 東海旅客鉄道 21220円
実際に、1~6の株式は保有しています。
7は100株での200万円以上必要であり、多くの個人投資家は買えず、大型株でなかなか上がらないのではないかと思い、買っていません。
まとめ
今回のパクリ投資の検討の仕方はかなりゆるいですが、初めはこの程度でも良いのではないかと思います。
まずは、真似して、いろいろと考えて、買ってみて、失敗して、学んで、少しずつ投資法を修正して、向上していくしかありません。
*株式投資は自己責任でお願いします。
Best of Luck!