優待株にゆるく投資して自由になろう

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優待投資

優待株の「損切り」はいつ、どうやって行うのか?

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Fruit 4

今日は、損切りについて、まとめておきます。

「損切り」は、多くの投資家にとって、とても辛い行為です。

そうだとしても、投資をしていると、損切りが必要なときにもあるため、損切りについて、事前に検討しておくことは有益だと思います。

 

なぜ損切りが必要か?

複利効果を享受するための資金効率

株が下がっても、いつかは株価が戻るので、損切りしない方が良いと思うかもしれません。

優待株投資を始めた頃の私もそう思っていました。

しかし、見込みのない優待株に資金が塩漬けになっていると、株価が上昇し、利益を得られる機会を逃すことになり、複利の高価を最大限享受することができなくなります。

例えば、1株2000円のA株を100株購入し、その株が半値の1000円になってしまったものの、保有を続けて、10年後に2000円に戻ったとしても、大切な10年分の時間を失ったことになります。

それよりも、見込みがないのであれば、1000円で売却し、より値の高い他の株を購入し、1年ごとに仮に20%ずつ上がった時に乗り換えていけば、複利の効果で、約6192円になります。

複利というのは、時間の力が極めて大切なので、見込みがない株には損切りが必要です。

 

複利については、下記の記事をご参照ください。

お金持ちになるための強力な武器とは?

 

含み損が多いと心理面で悪影響

人は、投資の利益と比較して、投資の損に対して、何倍も影響を受けると言われています。

そのため、利確は簡単ですが、損切りは一般的に難しいものです。

ただ、私の経験でも含み損が多い状況では、投資の心理面に悪影響があり、投資成果が悪くなる傾向があります。

従って、損切りすれば、ポートフォリオも心理面もすっきりし、心機一転投資に集中し、より良い結果を出せる確率が上がります。

 

どういう場合に損切りが必要か?

仮に損切りが必要だとしても、どういう場合に損切りが必要なのかが分からないと、損切りができません。

投資手法を分けて、損切りが有効な場合を列挙します。

 

優待株投資

優待目的だけで買っている優待株は、優待が改悪・廃止されて、目的がなくなった時点が損切りするタイミングです。

優待が廃止・改悪されると、よく投げ売りします。

 

バリュー株投資

株の価値よりも、株価が低いと思って買っているため、あまり損切りするタイミングはありませんが、何らかの理由で価値が減少してしまい、割安感がなくなってしまった場合が損切りするタイミングです。

 

成長株投資

成長株投資は、将来の成長性(利益の増加)を見込んで投資するので、将来の成長性に陰りが見えると、暴落し、含み損を抱えることが頻繁にあります。

そのような成長性に陰りが見えた時が損切りに適しています。

 

モメンタム投資

株が上昇するモメンタム(勢い)だけで買っているので、モメンタムがなくなった時点が売るタイミングです。

モメンタム投資と成長株投資は、急騰後の急落のスピードが急激なため、含み益が一瞬で含み損に代わることがよくあるため、バリュー投資よりも迅速に損切りできることがかなり重要です。

 

終わりに

損切りが有効だと分かったしても、損切りはいつも辛く、難しいものです。

そこで、若干だけでも損切りする時の心が少しだけでも軽くなる方法を最後にお伝えします。

別の株の利確と同じタイミングで、損切りを行う。

年末に近づき、売却益が出ているときに、損切りクロス取引をすれば、その年に支払う税金が少なくなり、購入単価も下がるので、損切りしやすくなります。

節税目的もあり、これは毎年必ず行っています。

 

Best of Luck!

 

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