みきまるの優待バリュー株日誌というブログで有名な「みきまる」さんの「みきまるの株式投資本オールタイムベスト」(パンローリング社)のレビューです。
みきまるさんが多数の株式投資本の中から、有益な書籍を抽出し、さらに書籍の中のエッセンスを抜き出し、コメントされています。
ほとんどの投資家の方は、これほど多数の投資本を読むことが困難であるため、みきまるさんのレビューを読むことで要旨を掴み、相性が良さそうな本に選出することができるので有難い一冊です。
以下に紹介されている投資本と若干のコメントをまとめておきます。
Contents
第1章 バリュー投資のための9冊
『バリュー投資アイデアマニュアル』、ジョン・ミハルジェビック
『新 賢明なる投資家』、ベンジャミン・グレアム、ジェイソン・ツバイク
『株式投資で普通でない利益を得る』、フィリップ・A・フィッシャー
『バフェットからの手紙』、ローレンス・A・カニンガム
『テンプルトン卿の流儀』、ローレン・C・テンプルトン、スコット・フィリップス
『価値の探求者たち』、ロナルド・W・チャン
『株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」』、ジョエル・グリーンブラット
『ダンドーのバリュー投資』、モニッシュ・パブライ
『ケン・フィッシャーのPSR株分析』、ケン・フィッシャー

子供向けの本ですが、大人でも初心者がバリュー投資を勉強するのに最適です。
ジョエル・グリーンブラットの別の本「グリーンブラット投資法」は「かぶ1000」さんお勧めの1冊で、こちらはバリュー投資をさらに発展させて、株式の本質的価値と株価が乖離する状況を実例を用いて解説している好書です。
第2章 モメンタム投資のための11冊
『ウォール街のモメンタムウォーカー』、ゲイリー・アントナッチ
『ウォール街のモメンタムウォーカー 個別銘柄編』、W・R・グレイ、J・R・ボーゲル
『世紀の相場師ジェシー・リバモア』、リチャード・スミッテン
『リバモアの株式投資術』ジェシー・ローリストン・リバモア
『投資を生き抜くための戦い』、ジェラルド・M・ローブ
『私は株で200万ドル儲けた』、ニコラス・ダーバス
『オニールの成長株発掘法』、ウィリアム・J・オニール
『オニールの相場師養成講座』、ウィリアム・J・オニール
『ミネルヴィニの成長株投資法』マーク・ミネルヴィ二
『成長株投資の神』、マーク・ミネルヴィ二
『スーパーストック発掘法』、ジェシー・スタイン

私もこの本を読んでパフォーマンスが良くなりました。
第3章 インデックス投資のための2冊
『ウォール街のランダムウォーカー』、バートン・マルキール
『敗者のゲーム』、チャールズ・エリス

敗者のゲームは、「かぶ1000」さんのお勧め本でもあります。
第4章 「マーケットの魔術師」シリーズ
『マーケットの魔術師』、ジャック・D・シュワッガー
『新マーケットの魔術師』、ジャック・D・シュワッガー
『マーケットの魔術師 株式編』、ジャック・D・シュワッガー
『続マーケットの魔術師』、ジャック・D・シュワッガー
『マーケットの魔術師 オーストラリア編』、A・ヒューズ、G・ウィルソン、M・キッドマン
『マーケットの魔術師 システムトレーダー編』、アート・コリンズ
『マーケットの魔術師 大損失編』、アート・コリンズ

仮に1冊だけ読むなら、『マーケットの魔術師 株式編』、ジャック・D・シュワッガー著がおすすめです。
第5章 特選! おすすめの6冊
『実践 生 残りのディーリング』、矢口新
『マネーの公理』、マックス・ギュンター
『ゾーン』、マーク・ダグラス
『デイトレード』、オリバー・ベレス、グレッグ・カプラ
『リスクの心理学』、アリ・キエフ
『ファクター投資入門』、アンドリュー・L・バーキン、ラリー・E・スウェドロー

それよりも、『マネーの公理』、マックス・ギュンター著と『ゾーン』、マーク・ダグラス著がとても良い本で、この2冊を読んで、パフォーマンスが良くなりました。
本書で引用されているブログ記事

今日は、さらに、下記も売却😀
日本乾溜工業(1771):487円買い⇒920円売り
オンリー(3376):761円買い⇒795円売り
システム情報(3667):188円買い⇒983円売り
ライドオン(6082):891円買い⇒1839円売り
シード(7743):468円買い⇒1011円売り
偶然ですが、日本乾溜が良い時に売れました
— りはまか@優待株投資×億り人 (@Rihamaka) January 30, 2020
終わりに
本書は、多数の株式投資本のエッセンスがぎっしりと詰まっていて、とても勉強になる本です。
みきまるさんの優待バリュー投資法が学びたい方は、下記の本がおすすめです。
株式投資は自己責任でお願いします。
Best of Luck!