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おすすめ投資本:「投資で一番大切な20の教え」を解析する④

投稿日:2019年9月29日 更新日:

Book

今日は、「投資で一番大切な20の教え」(ハワード・マークス著、日本経済新聞社)の第4弾です。

これまでのペースだと全20回になりそうなため、各章から一文程度のみ紹介します。

 

 第3章:Value(価値)

For investing to be reliably successful, an accurate estimate of intrinsic value is the indispensable starting point .

投資が確実に成功するためには、本質的な価値の正確な評価が必須の起点である。

まねーちゃん
割安な株式を見つけるためには、その株式の本質的価値を見極めなければならないので、投資の極意の核心をついた言葉です。 
英語の観点から、intrinsic valueは覚えておきたい単語です。

かねくん

 

 第4章:Relationship Between Price and Value (株価と価値の関係)

There's nothing better than buying from someone who has to sell regardless of price during a crash.

急落の際に株価に関係なく売らなくてはならない人から買うのが最善である。

まねーちゃん
急落の際は、株価が本質的価値よりも低くなり、割引価格で株を買うことができます。

急落の際に買うのは怖いですが、私の経験でも、急落時に買った株式で、利益が出ることが多いので、その通りだと思います。。 

nothing betterは英語らしい表現で、「~より良いものはない」⇒「~が最善である」という意味になります。
かねくん

 

 第5章:Understanding Risk (リスクを理解する)

”Risk is - first and foremost - the likelihood of losing money.

リスクとは、第一に、お金を失う確率である。

"There's a big difference between probability and outcome."

確率と結果には大差がある。

まねーちゃん
確率と結果は一致しないということを理解することが、株式投資においては大切です。

上がる確率が高い株式を購入しても必ず上がるとは限りません。

世界のどこかのたった一人の買いや売りによって、株式市場では結果を変えてしまうことができるからです。

probabilityの実現性は possibility よりも強く,certainty よりは弱いと言われており、ここではより正確なニュアンスとしては、「勝てる見込みがある株に投資しても、見込み通りになるとは限らない」というくらい意味だと思います。
かねくん

 

 第6章:Recognizing Risk (リスクを認識する)

Great investing requires both generating returns and controlling risk.

投資で成功するには、収益を生み、リスクをコントロールすることが必要である。

まねーちゃん
確かに、利益を上げるだけでなく、リスクをうまくコントロールしなければ、リスクが顕在化した時には、生み出した利益を失うことになりかねません。
典型的な無生物主語の文章です。
かねくん

 

 第7章:Controlling Risk (リスクをコントロールする)

The risk is covert, invisible.  Once in a while, a "black swan" will materialize.

リスクは、隠れていて、見えない。 時々、「極めて稀なこと」が現実に起こる。

まねーちゃん
人生と同じように、投資の世界でも、「上り坂」、「下り坂」に加えて、「まさか」という坂があります。

リーマンショックや大震災のように、「まさか」は、忘れたころに起こり、株式市場も時々大暴落します。

こういう時に、信用取引でレバレッジをかけ過ぎていると市場から退場に追い込まれることがよくあります。

covert, invisibleは、covert and invisibleの方が正確なように思います。
かねくん

 

 第8章:Being Attentive to Cycles (循環/周期に注意する)

I think it's essential to remember that just about everything is cyclical.

ほとんどすべてのことは循環するということを覚えておくことが不可欠だと思う。

まねーちゃん
景気が良くなったり、悪くなったり、暴騰があったり、暴落があったり、と循環します。
just aboutは、「ほとんど」という意味です。
かねくん

 

 第9章:Awareness of the Pendulum (振り子を意識する)

Primarily because of the workings of investor psychology, it's usually swinging toward or back from one extreme or the other.

主に投資家の心理的影響で、一方の極端から、他方の極端に通常振れる。

まねーちゃん
確かに、「恐怖」によって、株は売られ過ぎたり、「欲」によって、株が買われ過ぎたり、することで、合理的な株価ではなく、異常な高値や安値になることがよくあります。
workingsの使い方が、英語らしい使い方で、「仕組み」や「機能」というニュアンスで理解すると良いと思います。
かねくん

 

 第10章:Combating Negative Influences (悪い影響と闘う)

The biggest investing errors come not from factors that are informational or analytical, but from those that are psychological.

最大の投資の誤りは、情報や分析が原因ではなく、心理的な原因に起因する。

まねーちゃん
ここは特に重要で、投資がうまくいかない人は、もっと情報があれば、もっとうまく分析すればと思う人が多いです。

しかしながら、心理的な原因(特に、欲と恐怖)で失敗することの方がはるかに多いのは、私の投資経験からもその通りだと思います。

thoseは、factorsを受けており、仮にfactorsがfactorという単数の場合は、thatで受けることになります。
かねくん

 

 

各章一文でも、結局長くなってしまいましたが、漸く半分まで来ました。

次回、第11章から最後まで一気に読んでいきたいと思います。

 

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