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株式投資においてPBRは役に立つのか?

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株式投資においてPERと並んで参照される指標としてPBRがあります。

PBR不要論もありますが、株式投資を確率論で考える場合に、株式投資で勝ち続ける確率を上げるためには、PBRの参照や検討は必須です。

株式投資の確率論については下記の記事をご覧ください。

億り人の株式投資における重要な戦略を解き明かす

 株式投資におけるPBRの正体とは?

PBRとは、Price Book-Value Ratioの略で、株価純資産倍率と訳されます。

PBRは下記の公式によって算定されます。

ポイント

PBR = (株価) ÷ (一株純資産)

このように、PBRは「株価」と「純資産」で構成されているため、資産面からの指標だと言われます。

言い換えると、PBRは「株価」と「純資産」の比率を数値で表しています。

株価と純資産が同額の時に、PBRが1となるため、「PBR=1」が株の定価だと言えます。

理論上ですが、会社を清算して、残余財産を株主に分配する場合に、株価と同額の純資産分が配当されることになるためです。

そうだとすれば、PBRが1よりも低い場合に、株式を買えば、理論上割安に買えることになります。

理論上というのは、PBRが1よりも低ければ、必ずしも割安とは言えないからです。

そこが株式投資の面白い点であり、難しい点でもあります。

以下で具体的な銘柄について、PBRの観点から検討しています。

 具体的には、株式投資でどのようにPERを使うのか。

指標的に割安を言えるかどうかを判断するためには、何らかの基準が必要です。

例えば、2019年4月1日の日経平均株価は21,509円で、PER:12.52、PBR:1.13、配当利回り:2.18%です。

2019年5月23日の日経平均株価は21,067円で、PER:11.8、PBR:1.06、配当利回り:2.26%です。

PBRが低ければ、割安で必ず株価が上昇するわけではありません。

これまでの経験からすれば、PBRが低い株の方が、株価が上昇していく確率が一般的に高いです。

また、PBRが低い株は既に純資産よりも低い水準まで売られているため、さらに大きく値下がりする確率は低いです。

 ソフトバンクグループのPBR

例えば、ソフトバンクグループ(9984)の2019年5月23日の株価は、10090円で、会社予想PER:N/A、PBR:1.49、配当利回り:0.87%です。

PBRが1.49と1を超えており、日経平均も超えており割高のようにも思えます。

しかし、ソフトバンクグループ(9984)は、ソフトバンク(携帯電話事業会社)の上場を経て、投資会社になっているため、投資先の会社の株式価値の合計が総資産となり、そこから有利子負債を引くと純資産が計算できることになります。

孫正義社長が最近の決算説明会で説明される「保有株式ー純負債=株主価値(純資産)」という説明が正しいとすれば、一株あたりの株主価値は約20500円となります。

株主価値を株価(10090円)で割ると、PBRが約0.5となります。

このように純資産を評価すれば、ソフトバンクグループの現在の株価は割安と言えます。

 ヴィレッジヴァンガードコーポレーションのPBR

ヴィレッジヴァンガードコーポレーション(2769)の2019年5月23日の株価は、952円で、会社予想PER:232、PBR:0.85、配当利回り:1.47%です。

PBRが0.85と1を割り込んでおり、割安のようにも思えます。

もっとも、ヴィレッジヴァンガードの資産の内訳をみると大半が「商品」となっています。

ヴィレッジヴァンガードの店舗に行かれたことがある方は分かると思いますが、遊べる本屋さんとして、面白く、奇抜な商品がたくさん並んでいます。

商品は、欲しいと思う人と欲しくないと思う人に大きく分かれるものが比較的多いと思います。

店頭の商品が売れ残ると、資産である商品を投げ売りするか、廃棄することになり、資産価値が大きく失われます。

過去にも商品の減損処理が行われています。

そのような減損が行われると純資産は急に大きく減少します。

純資産が減少するとPBRは一気に数値が高くなります。

従って、そのような減損のリスクがあると考える場合は、実質的なPBRは割高ということになります。

 PBRは資産の内訳や中身が重要

以上の「ソフトバンクグループ」と「ヴィレッジヴァンガード」の例からすれば、PBRを考える際には実質的な資産の中身を検討することが重要です。

資産の中でも、現金、預金、有価証券、都心の不動産等流動性が高いものほど価値があり、流動性の低い資産は価値が低いと言えます。

自社の事業用の土地等は簿価で資産に計上されているため、時価で計算するとはるかに高い価値があることもあります。

これに対して、自動車産業の工場の設備等や外国の地方の工業団地の土地等は資産計上されている価値よりも、実質的な価値(時価)は、はるかに低いことがあります。

従って、PBR検討の際には資産の内訳や中身の検討が重要と言えます。

ポイント

PBRを検討するだけでも、株式投資での勝率が上がる。

PERについては下記をご参照ください。

株式投資においてPERは役に立つのか?

*どの株が短期的に上がるのか、下がるのかは誰にも分かりませんので、株式投資は自己責任でお願いします。

Best of Luck!

 

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