お金持ちになるための必須のスキルがファイナンシャルリテラシーであり、ファイナンシャルリテラシーとは四則演算と確率の知識だということを以前に下記の記事で説明しました。
「絶対に儲かる投資」手法は存在しないため、投資手法を選ぶ際には、成功する確率が高い方法を選ぶ必要があります。
当然ですが、投資の成功確率を上げるためには、まずは実際に投資で成功している人の方法を観察し、比較して自分も同じようにすれば、成功できそうかを考えなくてはなりません。
上記が正しいとすれば、成功確率が高い投資手法とは、「再現性が高い」投資手法だと言えます。
再現性がなぜ投資に重要か?
宝くじ当選の再現性
仮に「宝くじ」も投資だと仮定すると、確率や再現性を考えない人は、「宝くじの当て方」という存在しないモノを買わされてしまうことになりかねません。
その宝くじの当て方とは、例えば、「普段から風水に従って家の中を幸運にして、ある売り場で、大安の日に、何枚買って、黄色の金運財布に入れたうえで、神棚に祀り、○○神社や●●寺にお参りにいくと当たります。」というようなものです。
仮に上記の通りに実践しても、現実の確率や再現性の観点からは、全く実践しない場合と同じです。
宝くじの場合は確率や再現性が極めて低いことが明白なため、この罠に陥る人は少ないと思います。
株式投資の再現性
株式投資の場合では、一日のうちに何度も売買を繰り返すデイトレードという手法があります。
デイトレードでも利益を上げることは可能なのかもしれませんが、短期の間に株価が上がるのか下がるのかは基本的に誰にも分らず、上がる確率も下がる確率も50%に近いと思います。
短期間に高速で乱高下する株価の動きについていき、圧倒的に早く売買の決断や注文の執行ができる方にとっては再現性が幾分あるのかもしれません。
しかし、確率の観点から考えると、中長期(3年~5年)の投資のあれば、大きく下げ過ぎてしまったところで株を買い、下げ過ぎた分が戻ってきた時に売るという手法の方が再現性が高いと思います。
株式投資も優待株のみに投資する方がメリットが多く、投資が成功する再現性や確率が上がるため、おすすめの投資手法です。
投資手法の具体性
たくさんの投資家の方々がその手法を本やブログで説明されています。
参考にするかどうかを決める際にも再現性があるかどうかを意識する必要があります。
たとえば、ある時点での具体的なおすすめ銘柄のみが記載されていても、その後の別の時点でもおすすめなのかどうかは不明であり、再現性が低くなります。
これに対して、いかに素晴らしい抽象的な投資原則を説明していても、その原則から演繹的に考えて、具体的な投資に適用することができなれば、再現性が低いことになります。
従って、再現性の高い投資手法の説明とは、適度な抽象的な原則と具体例が説明してあって、将来の投資対象に利用できるような解説だと思います。
おすすめの優待株投資ブログ
世の中には優待株投資に関するたくさんのブログがあり、様々なサイトを拝見しました。
再現性の観点を踏まえて、下記の二つのブログをかなり前から参考にさせて頂いております。
金融資産9桁を達成できたのもひとえに、下記のサイトを運営されておられる「みきまるさん」と「v-com2さん」のおかげです。
とても感謝しています。
Best of Luck!