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コロナショックの影響を受けた適時開示を解析してみた

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fruit

三月決算の優待株の第一四半期決算が続々と発表されています。

2020年5月18日週に開示された優待株の決算で特に気になった、すかいらーく、コロワイド、と非優待株のソフトバンクグループについて、簡単にまとめておきます。

 

 すかいらーく

すかいらーく(3197)の 2020年度第1四半期決算補足資料はとても厳しい内容でした。

3月の月次売上は、前年比ー22%、4月の月次はー57%でした。

1月と2月はコロナの影響がほとんどなかったにもかかわらず、営業利益が前年比でー54億円の0.4億円でした。

第二四半期は、さらに業績が悪化するものと思われます。

居酒屋業態がないレストラン事業でもここまで厳しい環境になりましたが、従前のような消費行動に戻らず、新たな環境に対応していかなくてはならないことを認識している点は良いと思いました。

また、デリバリーやテイクアウトが大きく伸びていて、今後ロボットや自動運転が実現すると利益率が二次関数的に増加するので、期待ができます。

配当と業績予想の開示によると、中間期は無配となりますが、「現時点で今期の株主優待制度を変更する予定はない」ということでとりあえず安心しました。

 

 コロワイド

コロワイド(7616)の2020年3月期の業績に関する説明資料も厳しい内容でした。

2020年3月の売上月次前年比72%でした。

居酒屋業態を中心に196店舗を閉鎖し、106億円の減損処理をします。

コロナショックにより、従前想定していたような収益をあげることができないため、減損処理をする会社がかなり増えています。

減損処理の内訳は分かりませんが、のれん(goodwill)が685億円もあるため、今後も業績が回復しなければ、さらに大きな減損処理が必要になるかもしれません。

のれんとは、M&Aによる買収価格から純資産の額を引いた額のことを言います。

コロワイドは、数々のM&Aによって、純資産額以上の価格で買収を行ったため、のれんが積みあがっています。

「連結グループとして、手元現預金及び運転資金借入枠を合わせ、760億円の資金を用意」とあり、しばらくは資金的には大丈夫そうです。

毎月どれくらいの運転資金が必要なのかを説明していれば、さらに良かったと思います。

優待は、改悪ではなく、2020年6月に通常の倍の優待ポイント付与したり、買収を目論んでいる大戸屋の株主にコロワイドの優待券を配布したり、と株主には大盤振る舞いです。

 

 ソフトバンクグループ

2020年5月18日にソフトバンクグループ(9984)の 2020年3月期 決算説明会 がありました。

株主価値が2019年12月末の23兆円から、21.6兆円になりました。

マスコミは、営業損失が1.3兆円と大騒ぎしていますが、多くの投資会社や市場が暴落して、大きく価値を下げているのに比べると、下げ幅はとても小さく安定しています。

2020年4月1日にSprintとT Mobileが合併が無事に完了したこと、Armのチップ出荷が急増していること、アリババの業績が絶好調であること等、明るいニュースもたくさんあります。

悪いニュースとしては、ビジョンファンドで15社程度は倒産する可能性があることやWe Workの業績が悪化していること等ですが、それら以外の会社がさらに飛躍して、株主価値を向上するでしょう。

4.5兆円の手元資金を作り、2兆円の大型自社株買い、等株主還元がとても厚く、資金繰りの面でも余裕があります。

今年は無配の可能性を示唆していますが、一株主としては配当はいらないので、投資して株主価値を向上させて欲しいと思います。

現在の株価4,607円に対して、1株あたりの株主価値が10,945円ととても割安です。

優待がないのが残念ですが、ソフトバンクグループにはとても期待しています。

 

*株式投資は自己責任でお願いします。

Best of Luck!

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