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優待株はどのくらいの期間保有すべきか?

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fruit3

今日は優待株の売り時に関連して、どの程度の期間、優待株を保有したら良いのかについて、まとめておきます。

優待バリュー株投資の場合は、特定の優待株の本質的価値よりも株価が安い時に買って、株価が上がって、本質的価値よりも高くなった時に、売れば、成功できます。

ただ、昔の自分を含む投資を始めたての多くの初心者投資家は、長期保有が最適な投資期間だと思っているかもしれません。

しかし、結論としては、長期保有はお勧めしません。

その理由を以下で、説明します。

 

どうして優待株を長期保有しない方が良いの?

連続増益企業を見つけるのが困難

ウォーレン・バフェット氏が、長期保有を勧めているので、日本の優待株投資でも、長期保有の方が良いような気がしてしまいます。

もっとも、日本の優待株の過去の業績や株価をみていると、右肩上がりで、一本調子で上がり続けている株はそれほどありません。

例えば、ニトリ(9843)のような何十年も増収増益で株価が上がり続けているような株を30年前に見つける能力がある投資家には良いかもしれません。

ただ、ニトリが上場した1989年には、家具はハレの日に買う高価なものという認識の方が日本では優勢で、大塚家具(8186)の方が、おそらく財務状況や業績も良く、人気があったのだろうと推察します。

2020年7月の時点で、20年以上連続で増益になっている企業は、ニトリ、ヤオコー(8279)、ツルハHD(3391)の3社しかありません。

 

急騰した時に売る方が資金効率が良い

ずっと上がり続ける株がほとんどないのを裏側から言えば、ずっと保有していると資金効率が悪いということになります。

投資は複利の力を最大限に生かす壮大なゲームであるため、資金効率を常に考慮することが極めて重要です。

複利については、下記の記事をご参照ください。

お金持ちになるための強力な武器とは?

 

 

長期保有せずに、急騰時に売却した方が良かった投資例

RIZAPグループ(2928)

RIZAP

 

RIZAPは、2017年に急騰し、1500円まで到達しましたが、2020年7月には、その10分の1以下まで下がってきています。

なかなか上がっているときに売るのは難しいですが、急騰して、本質的価値を超えたところで売るのが良いようです。

私が持ち株の半分を売れたのは、1500円ではなく、1000円位の時点でした。

 

日本乾溜工業(1771)

日本乾溜工業がなぜか2020年1月に株価が急騰しました。

本当に偶然ですが、日本乾溜工業の持ち株の半分を高いところで売れました。

合理的な理由なく、急騰した株は売るのが正解のことが過去の例からは多いです。

 

フルスピード(2159)

Full Speed

フルスピードがなぜか購入直後の2020年6月に急騰したため、持ち株の半分を売却しました。

急騰後は、過去の多くの例に従い、下がってきています。

 

オリバー(7959)

Oriver

オリバーは、2019年11月に急騰したため、2019年12月に売却しました。

オリバーも急騰後下げているので、今のところ、売って良かったと思います。

 

ANAP(3189)

ANAP

ANAPは、2020年6月に急騰して、その後下げてきています。

残念ながら、ANAPは優待を改悪し、業績回復も見込めなかったため、急騰前に投げ売りしてしまい、株価急騰には乗れずに残念でした。

 

終わりに

これまでの経験から、本質な価値に比較して、株価が割安な状態にある場合を除いて、株価が急騰したときには、売る方が成功することが多いです。

結論として、長期保有はせずに急騰した優待株を売って、本質価値に比較して割安な他の優待株に乗り換えることを繰り返すことが、複利の観点から絶大な効果があり、資産が増えるスピードが上がるのでおすすめです。

 

Best of Luck!

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