ユニゾホールディングス(3258)に対するTOBは、2020年3月30日時点では完了していませんが、私のユニゾへの投資回収は完了しました。
今回のユニゾの株式売買で、多くのことを学んだため、まとめておきます。
ユニゾ株の保有歴
かなり前から、優待目的でユニゾを100株のみ保有していました。
長期保有していたため、2019年には素敵な優待券(無料宿泊券)を頂きました。
#ユニゾホールディングス(3258)から #株主優待 が到着😃
今回から3年以上保有で、ホテル無料宿泊券が2枚頂けます。
株主が増えて、ヤフオク等で多数譲渡されると、業績に大きな影響を与えるため、数年内には優待が改悪されるリスクがあります。 pic.twitter.com/EBbuxSgmqn
— りはまか@優待株投資×億り人 (@Rihamaka) June 19, 2019
ユニゾが「かぶ1000」さん保有銘柄になる
かぶ1000さんが、ユニゾを買われたのを2019年の前半に知り、自分でも検討した結果、500株ほど追加で購入しました。
かぶ1000さんのユニゾに関するツイキャスのまとめは下記をご参照ください。
ユニゾのTOBの歴史
ユニゾのTOB合戦は、エイチ・アイ・エスのTOBから始まりました。
詳細は、下記をご参照ください。
その後のおおまかな経緯は下記のとおりです。
・ソフトバンクグループ(9984)の連結子会社であるフォートレスが、「白馬の騎士」として、1株4000円でTOBを実施すると発表
・米ブラックストーンが、1株5000円でユニゾへのTOBを表明
・ユニゾ従業員と米投資ファンドのローンスターが共同設立したチトセア投資が1株5100円でTOBを実施すると発表
・フォートレスのTOBが失敗に終わり、TOB合戦から撤退と発表
・チトセアが1株6000円に条件変更を変更し、エリオット等がTOBに応募すると発表
⇒これで「勝負がついた」と市場は判断し、株価は5970円程度に収束していきました。
ユニゾの売却のタイミング
これまでのTOBでは、TOB価格からそれほど上がっていくことがなかったため、エイチ・アイ・エスのTOB価格を超えて、3500円程度になったときに、大半の500株を売ってしまいました。
それでも、買値が2000円程度で保有期間も短かったので、十分なリターンでした。
もっとも、振り返ってみると、あきらかに早売りしてしまいました。
そこで、最後の100株は、TOB完了まで売却しないつもりでしたが、コロナショックの暴落相場を考えると十分なリターンを上げたと考え、2020年3月30日に売却することにしました。
1214円で買った、ユニゾホールディングス(3258)最後の100株を、5960円で本日売りました😀
売却の主な理由は下記の通りです。
・令和2年4月2日期限のチトセアのTBO(6000円/株)が成立しそう
・コロナショックの暴落相場で他に割安株がたくさんある
・最近の資産売却で含み益が減ってきている
— りはまか@優待株投資×億り人 (@Rihamaka) March 30, 2020
なお、最近の資産売却や業績修正の発表とコロナショックで、ユニゾの価値算定が難しくなりました。
今回の教訓
ユニゾへの投資は、それなりのリターンを得れて良かったのですが、早売りは大失敗でした。
今回、下記を含めて多くのことを学びましたので、今後の投資に活かしていきます。
・資産バリュー株は、TOBの対象になりやすい。
・TOB価格を株価が上回っているときは、TOB合戦になり、さらに株価が上がっていくことがある。
・早売りしてはならない。
株式投資は自己責任でお願いします。
Best of Luck!